眼圧を測るときどんな姿勢で測ればいいの?

ここでは眼科検査の基礎の基礎をお話しています
教科書には
- 眼圧とはなにか
- 非接触眼圧計(ノンコン)は空気が目にあたって眼圧を測る器械
- 眼圧を測るときは、目の高さを合わせて眼圧計のマークが〇〇になったら自動で空気が出る
などが書かれていると思います。

よしよし わかったぞ

簡単そうやん。勝手に空気が出るんでしょ?
先輩には

器械を押しすぎると、患者さんの目にあたりそうになって危ないから気をつけてね
そう言われて

よし!
実践してみると

あれ?うまくいかない
冷や汗がでる場面が出てきます

ちょっとしたコツをマスターしよう
眼圧を測るときの基本姿勢
眼圧を測るときの基本姿勢はこんな感じ

絵が下手でごめんなさい。イメージが伝わればうれしいです
まぶた、とういか正確にはまぶたとおでこです
こんな姿勢は要注意
よくあるのは、こんな感じで測っている場合
先輩に

器械が前に動きすぎて患者さんに当たるとダメ
そう教えてもらっているので、片手を器械に添えているのいいことです

でもこの状態だと、器械の操作とモニター画面に集中してしまって、患者さんへの意識が減ってしまう・・・
・呼び込んですぐにモニターにむかったとき、患者さんが転びそうになったら?
・患者さんのおでこが離れてたら?
器械の操作に必死になっていると、気づくのが遅くなってしまいます

おでこが離れているときは、気づかずにそのまま測ってしまう場合もあるかも・・・
1人が眼圧を測って、もう1人が頭を押さて2人で眼圧を測定する方法もあると思いますが、1人で正確に測ることができるほうがいいですね。
患者さんを常に意識して測る
器械の操作もできて、まぶたも自分であげれる方法がこの姿勢です
この姿勢のいいところは

いいことがたくさんあるので、器械の測り方に少し慣れてきたら試してみてくださいね
眼圧計は自動で空気がでるので、とにかく目に当たれば数値がでます。
でも、まぶたのあげ方だったり、測り方で数値は少し変わることがあります。
オートレフにも同じことが言えますが、眼圧やレフの値を参考にして検査は進みます。

ベースになる器械の測定値がグラグラしていると、あとの検査結果にもすこしずつ、ジリジリと影響してくると思うのよねー

測れてるけど、なんかしっくりこないなぁー
そう思っていたら

できるだけいい状態で検査結果を出し検査の質を上げるために、1度試してみてくださいね
まぶたのあげ方はこちら

Instagram、Twitter、lineしてます。followしてね。
コメント