目の検査、まぶたの開け方で目の大きさはここまで変わる!

その他の目の検査
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眼科の検査では、コンタクトレンズの装用練習・オートレフを測る、眼圧を測る・・・いろんな場面でまぶたを触って目を開けることが多いです

検査のときに上手にまぶたをあげると

  • 検査がスムーズに正しく測ることができる
  • コンタクトレンズも入れやすくなる

というメリットがあります

まぶたを上げるって誰でもできるやん。そんなこと、簡単やん!!

そう思ってませんか?

検査が正しくできている=まぶたをキチンとあげているが大前提。

まぶたをあげるって、意外に大事なことだし、実際にしてみると難しいのに、誰も教えてくれません。

まぶたをあげるって、そんなに大事なことやたん?

目の検査のとき、どうやってまぶたをあげるか、まぶたの開け方のポイントについてまとめました。

検査のときにまぶたを上手にあげることができずに、モヤモヤしてる人はぜひ読んでね。

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検査のときに目が大きく開くってどんな状態?

いきなり目のアップ写真で失礼します・・・

2つの写真、どっちが大きく目があいているとと思いますか?



下の写真ですね

白目が見えている広さが違います

写真はすごく目をあけた状態で大げさですが、ポイントを知れば検査のときに目を大きくあけることができます

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目の開け方が上手か下手で目の大きさはこれだけ違う

上まぶたを上手に開けたとき

上まぶたを下手くそな感じであけたとき

白目が見えている範囲が違います

白目がたくさん見えてる方が目は大きくあいています

この感覚を意識してまぶたをあげることをおススメします

眼科で検査をするときは、目は大きくあいていた方がスムーズで正確な検査ができます

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まぶたのあげ方のポイント

上手なあけ方と下手なあけ方、何が違うの?

まぶたを引き上げる位置と、引き上げて止める位置が違います

まぶたは皮を引っ張っても伸びるだけで大きくあきません

まつげのキワからあげるのがポイントです

引き上げる位置は骨の位置まで

・目のキワを押さえる
・骨まであげる
・骨でストップ

ムリに力を入れてまぶたをあげようとすると、手に力が入って目に力が伝わってしまいます。骨まで上げて骨でストップすると、骨に少し力がかかっても眼球そのものに指の圧はかかりません。

ポイント1つ目は、まつげのキワに指をあてて骨まで引き上げる

2つ目のポイントは、眼球に沿って指を動かすこと

ひきあげる時のもう1つのポイントは、眼球に沿って指を動かして骨でストップ!!です。

こんな感じです

ただ骨まで引きあげると目は大きくあきますが、上まぶたの裏側の赤い部分やまつげが見えます

そうではなくて、入れ込む感じ

伝わるかな

まぶたを引き上げる指は、ただ上に引き上げるのではなく、眼球に沿って動かしています。

怖い写真になってしまいましたが、このポイントを頭に入れて検査の時にまぶたを上げれば、確実に目は大きくひらきます

下まぶたも同じポイントで大丈夫

下まぶたも上まぶたとポイントは同じです

  • まつげの生え際を押さえて
  • 眼球に沿って指を動かして
  • 骨にあたったらストップ

この方法だと、下まぶたがベローッとめくれて

赤いとこ出てるやん!まぶたを引き下げてるのに、目が大きく開かない・・・。

という悩みがなくなります

下まぶたの裏(赤い部分)が見えてしまうと、目は大きく開かない

赤い部分が見えてしまうのは、まつ毛の生え際ではない部分を触って、下まぶたをまっすぐ下に引き下げてるからです

2つ目のポイントは、まつげの生え際を触って眼球に沿って指を動かして骨でストップ

目を大きく開くことができれば検査の精密度があがる

どうしてまぶたを正しくあげる必要があるの?

眼圧検査がしやすくなる

眼圧検査はまぶたを上手にあげれないと、測定結果が高くでる場合があります。

検査のときに骨の位置まであげずに力を入れてまぶたをあげると、眼球を押さえてしまうので眼圧の数値が高く出ます。

ポイントをわかってまぶたを上手にあげれるようになると、検査をしやすくなる+正確な検査結果を出すことができるようになるのです。いいことですね。

初めてコンタクトをする患者さんに、コンタクトを入れるとき簡単になる

初めてコンタクトを入れる患者さんは、コンタクトをする気もちはあるけど、目は固く閉じてしまって入れにくいです。

ちびサンタさんによる写真ACからの写真

コンタクトは入れたいのに、目が固く固く閉じてしまうか、目が上を向いてしまって白目になってしまうか。

気持ちと目の開き具合が正反対・・・・

スタッフはそんなコンタクトデビューの人に、まずはコンタクトをいれないといけません。

今日紹介した目の開け方のポイントをぜひ試してください

  • 目のキワを触って
  • 眼球に沿って
  • 骨までまぶたを上げる

実践してみると、初コンタクトの患者さんにコンタクトを入れやすくなります。

実際に患者さんがコンタクトレンズを装用練習するときにも、今日紹介した方法を伝えると成功率があがりますよ。

まぶたを上げるときのポイントまとめ

  • まぶたは開け方で目の開き具合が変わる
  • まぶたはまつ毛の生え際を指で押さえる
  • そのまま眼球に沿って指を動かして
  • 骨に当たればストップ
  • 上まぶたも下まぶたも同じ方法で大丈夫

まぶたを上手にあげれるかどうかで変わってくる目の検査は

  • 初コンタクトレンズの患者さんにコンタクトを装用するとき
  • コンタクトの装用を患者さんに説明するとき
  • 眼圧やオートレフを測定するとき
  • 子供に目薬するとき

そろそろ、春。

コンタクトデビューが増える季節です。

初コンタクトはスタッフもコンタクトを入れたり装用練習をしたりと何かと大変です。患者さんも必死だけど、スタッフも必死になってしまいますね。

まぶたのあげ方って簡単そうなのに、難しいんです

そんなとき、今日のまぶたの開け方ポイントを思い出してくださいね。

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